こんにちは!柾木です。
最近は少し業務が変わり、学生さんと話をする機会が増えました。
今年の3/1にて27歳になりましたが、学生時代ってもう5年以上も前なのですね~
今までも度々、学生さんと話をさせていただく機会はありましたが、これからは会社を通じ、たくさんの方々にお会いをすることになりそうです。
おー。楽しみ。
てなわけで本ブログにおいても、何か関係あることを書いてみよう!
なんて思っとります。
・・・といっても何から書けばいいのやら。
色々迷った挙句、一旦僕が大学時代行っていた「ラクロス」と絡めて、書いてみよう!と、なりました。(笑)
その名も、なぜラクロッサーは社会で活躍できるのか
順を追って見ていきましょう。
1回生:チャレンジ精神
さて皆さま。
自身の大学1回生、入学時を思いだしてみてください。
高校を卒業して・・・
はたまた浪人生活を終え・・・
晴れて大学生になった皆さんに待ち受けているもの。
それは輝かしいキャンパスライフ
ではなく、
おびただしい新歓チラシの山!!
テニサーだけで、何サークルあるんですかね?
そして、チラシ配りからの、体験入会からの、個別面談等を挟み・・・
企業の採用か!と言いたくなるくらいの、念の入れよう。
そしてかっこいいお兄さん、きれいなお姉さんから背中を押され、晴れてリア充の仲間入り。
そんな欲望渦巻く環境の中、「未経験活躍可能!」「体育会で汗を流そう!」
みたいなキラーワードを発しながら、見たことないスティックを手に持ち、闊歩する人たち・・・
個別ブースにはごついヘルメット。
それがラクロス部。
※練習風景
そうです。入部希望者は見たことも聞いたこともないのに、
しかも、新歓にてオレンジデイズが目の前!
という甘い誘惑があるにも関わらず、ゴリゴリの世界の扉を叩くことになるわけです。
しかも未経験で。
「おっ!チャレンジングだね!」と言いたくなるポイントですね。
2回生:挫折を味わう
1回生の新人期間も終わり、晴れて上回生(チームの先輩たちね)と、同じフィールドでプレーをすることに。
そもそも1回生には1回生の大会があり、教育も兼ねて、ある程度全員を試合に出場させる。
なので、1回生が終わるときにやっと、サバンナに放たれるみたいな感じなんですよね。
会社で言うと、研修期間が終わり、現場に本配属をされるタイミングでしょうか。
まずここで先輩たちのレベルの高さ、ラクロス会の大きさを知る。
そして体育会なので、そりゃあもう実力主義。
ラクロスやってました!って、社会人になってから言うと、楽しくサークルしてたんでしょ?
みたいに言われることがありますが、中身は意外とガチガチ体育会なので、弱肉強食の世界です。
そもそもラクロスって、試合に出れるのは15人~20人程(フィールドは10人)ですが、僕の出身校などは部員もMAX120人くらいいたので、もう本当熾烈な争いですよね。
そう、ここで2回生で味わう真の挫折。
試合に出れない。
(もちろん2回生でも、うまい人は出ますよ。笑)
まあ試合に出れないのは部活をやってると、当たり前にいるわけですが、当事者になると結構つらい。
特に「おまえラクロスやってんだろ?すげーな!今度見に行くよ!」
なんて友達に言われたときは、メンタル崩壊ですね。
「いや俺、試合出てねーし。」
なんて、言いにくいもんねー。
結局、別の2回生が試合に出ていたりするので、そいつを見に試合には来てくれるわけですが、
一緒に応援しないといけない羽目になるし、そもそも悔しくて心から応援できないなんてこともしばしば。。。
みんなスタートは一緒だったからこそ、余計に悔しいんですよね。
はい。長くなりましたが挫折を味わっている人間は強いです。
※新人戦の応援風景
3回生:チームとは?組織とは?
上級生がいなくなり、努力も実ってくる頃。
それが3回生。
自信もつき、チームのエースなんかもポツポツ出現してきます。
でも逆に自分のことだけでなく、チームへの影響力も求められます。
まるで企業がマネジメント力を求めるよう・・・
発言する・発信する。チームを鼓舞する。疲れた顔を見せない。つらい顔をしない。
下回生のサポートも行う、上回生のフォローもする。意見も言う。
そうみんなチームのために動くのだ!それが理想なのだ!
という、インパクトを受ける時期。
極端な話、実力があったとしても「チームのこと考えてないから、2軍落ちな」
みたいなことも普通に起こるわけです。
それに加え、下からの突き上げもすごい。
スキル向上も必須なので、てんやわんや。
もはや会社でいうところのプレイングマネージャーですね。
という感じで、頑張る3回生ですが、
4回生の引退を迎える頃に、自分の無力さを感じることに。
ラクロスはリーグ戦+プレーオフの様なトーナメント戦で、
リーグの決着が付くので、勝って笑って終わるチームは1校のみ。
なので悔しい思いをして終わる大学がほとんどです。
そこで3回生は気付くのです!
あの偉大な4回生をしてでも、悔し涙を流すのだ。
(もしくはあの4回生だったから、俺たちは悔し涙を流すことになってしまったのだ。)
※後者は悲しいですね。笑
結論:「よし、来年は俺たちが日本一のチームを作るのだ!」
※回生MTGの後(なぜか記念撮影をしていた時)
4回生:人間性の向上に努める
はい、4回生は言わずもがな集大成。
企業でいうところの経営幹部ですね。
最初に言うのを忘れてましたが、大学のラクロス部は学生主体で、監督もいないカレッジスポーツです。
なので練習メニューや、試合メンバーに加え、組織制度やプロジェクト、目標、理念やスローガンなんかも、自分たちで考える必要があるんですね。
もちろん学生だけで考えつくことは限られているので、外部から来て頂く経験豊富なコーチやOBに協力を仰ぎ、信頼関係を作っていき、アドバイスを受けながら、
最終的には自分たちで判断をし、決定をする。
その中核を担うのが、4回生の面々なのです。
体育会=とりあえずスポーツしているやつ
と思われがちですが、全然違います。
MTGや話し合いの場も多く、ぶつかることも、けんかすることも・・・
プレーで引っ張る!というのも大事ですが、そんなメンバーだけでは、チームはよくならない。組織は適材適所。
自分で考え、自分の立ち位置を見つけ、そこで100%、いや、120%のパフォーマンスを発揮する。
それは主将でも、エースでも、スタッフ・マネージャーでも、学生コーチでも、役割や役職がないプレーヤーでも同じこと。
でも共通して大事なことはあるよね?と、そこで4回生は気付くのです。
「人間性や・・・大事なのは・・・」
ラクロス、チームへの取り組みももちろんですが、
整理整頓、ごみ拾い、気遣い、等々、細かい点も意識しながら、
人間性を高めるために、4回生は努力をします。
そのモチベーションで、最終リーグを走りきるのです。。。
※この写真も、もう6年ほど前ですね。笑
総じて言うと
いかがでしたでしょうか?
あくまで一例ですが、半ば良い風に書きすぎましたかね?笑
ただ実情ではあると感じています。
今回はたまたまラクロスに焦点を当てましたが、
何をやってきたとしても、本質は変わりません。
さらには大学で頑張って、いい会社に入るのではなく、
社会に出てから活躍できる人材になることが、もっともっと大切です。
大学で燃え尽きて、社会に出てからサボっていちゃ、
意味ないですもんね。
久々に大学時代を振り返りながら、綴ってみた柾木でした。