こんにちは!
柾木(#採用おじさん)です。
さて今回は、少し大きなテーマです。
僕は来年30歳を迎えるのですが、20代を振り返ってみると、色々あったな~と感じています。
就職に、結婚に、引越しに、環境も住む場所も変われば、たくさんのことを経験した20代。
そんな10年間で感じたこと、学んだことを、自分への備忘録として、綴っていきたいと思います。
長くなってしまい、かつ物思いにふけたような文章です。。
そんな話でもOKな方は、しばしお付き合いくださいませ(笑)
目次
仲間の大切さ
兎にも角にも、人に恵まれている人生である、ということは、今のところ自信を持って言えます。
その中でも特に今の自分をつくってくれたのは、大学での男子ラクロス部での出来事ですね。20代の始まりは、ラクロス部の思い出がほとんどです。
大学ラクロス部の同期・先輩・後輩・コーチ、そして他大学のラクロス部でもできた友人たち。当時のメンバーがいなかったら、ラクロスを頑張る理由も、見つけることはできなかったんじゃないかと思います。僕の人生の軸を作ってくれたのは、間違いなく当時の仲間です。
ちなみに勉強はというと、卒業が第一の目的だったので、学部での友人はあまりいません(笑) それでも当時、たまに教室で会ったときに声をかけてくれたりしたのは嬉しかったし、SNSで繋がっているメンバーの活躍を見ると、刺激を受けたりします。
20代の始めに、この感覚を持てたことは、本当に大きなことでした。
イメージできる目標は叶う
2つ目はいきなり、どこかの体育会系セミナーのようなお話です(笑)
大学卒業後はパソナという会社に2013年に入社し、社会人デビューをしたわけですが、公私ともにイメージしていたことは、ある程度形になっているんじゃないかと思っています。
仕事で言うと、人材紹介事業の営業に始まり、キャリアアドバイザーを経験。リーダーになったのは25歳の時。その後人事に異動をし、新卒採用の仕事から、関西の採用責任者へ。複業やリモートワーク、西日本を中心にした出張や、淡路島でのワーケーション等、様々なことを経験させて頂きました。
プライベートでは26歳で結婚しまして、沖縄での挙式と新婚旅行。今も奥さんと仲良く暮らしています。いつもわがままな僕なので、一緒にいてくれる奥さんには本当に感謝しています。
また自分の趣味でもあるアウトドアや農業、もちろん人材事業関連でも少しずつお仕事を頂けるようになったりして、ありがたい限りです。
ただ逆に言うと、イメージしきれなかった夢はことごとく破れております(笑) 叶わなかった目標は、きっとイメージが浅かったんです。堅い言い方をすると、緻密な計画にまで落とし込めていないか、実行しきれていなかった。
それでも社内外問わず、業務内外問わず、信頼できる人たちとたくさんの活動をさせて頂いたことは、社会人生活での大きな財産です。
自分は弱い人間であるということ
少し話は変わりますが、僕はよく他人からの評価で、いつも落ち着いていて穏やかだね、なんて言われることが多いです。
その評価は(自信過剰かもしれませんが(笑))、個人的にもその通りだと思ってまして、あまりクヨクヨしないし、落ち込むこともそんなにありません。メンタリティも基本強い方です。
ただそんな自己分析をしている自分でも、キツイな、苦しいな、って思うことは、社会人生活を過ごしていると、やっぱり何度かあるのです。そして性格的に、弱音もはけない。文句も言わない。だからこそ、溜まったものが一気に溢れ指す瞬間が、ごく稀にですが、訪れるんじゃないかと思います。
※癒し系トマトの写真です。
引き金を引くのは本当に些細な事。何気ない一言だったり、想定できなかった事情だったり。いつもなら我慢できることでも、溜まっていると溢れてしまう。
でも最近はそのことを自分の中で、やっと理解できるようになったので(遅いですが(笑))、他人に迷惑をかけない程度に都度発散すること、そして人を頼ることの大事さを改めて痛感しています。
それと同時に、同じようなことで悩んでいる人が周りにいた際は、その人のことをまずはちゃんと理解してあげようと、そんなことを改めて決意した次第です。
心と身体の健康が、一番大切ということ
自分が弱い人間だ、ということを理解したうえで何よりも大切なのは、やはり心と身体の健康です。心理状態・精神状態ももちろんそうですし、身体的な調子も、日々のパフォーマンスに大きく影響します。
他人から見るとどうかは分かりませんが、個人的には僕自身、20代は心も身体も結構ムリをしたかなーって思っています。色んな体験や経験があるからこそ、今の自分がありますし、楽しかった思い出もたくさんありますが、この頃に戻りたいなーなんて時期は、大学時代含めてもありません(笑)
特に社会人になりたての頃は、裏でコソコソ複業しようなんてことを考えて活動していたので、毎日仕事終わりから自分の複業(とは到底言い難いものですが)をしていたので、毎日睡眠不足。会社の会議で寝てしまったり、遅刻なんかもありました。・・・その際は本当に申し訳ございませんでした・・・(笑)
結局その当時の複業(とは到底言い難いもの)は諦めたのですが、そんなダメリーマンで、営業成績も悪かったので、それからは挽回すべく早朝から深夜まで働きました。。入社3年くらいは本当にダメ社員だったなと。愛情込めてですが、先輩からは昔ポンコツって呼ばれてました。(笑)
でも逆に言うと、それでも僕を見捨てなかった先輩方には頭が上がらないと、今でも思っています。そして少し逸れてしまいましたが、やはり一番大事なのは心身の健康ですよ、って話です。
良い人との良い関係が、豊かさを生むという事
仲間の大切さ、のところでも少し述べましたが、人に恵まれているな、ってことは本当に思います。
ダメ社員だった僕を見捨てずに、じっくり育ててくれた人材紹介事業部時代の諸先輩方や、一緒に仕事をしてきた方々。そして熱い話からバカな話までできる、プライベートもめちゃくちゃ仲の良い同期のメンバー、後輩たち。
学生時代からの友人とも今でも真剣な話をしますし、プライベートでは奥さんを始め、両親や祖父母、親戚、昔からの友人知人に至るまで、色んな人に支えられてるなーと実感します。
また社会人になってから出会った社外の方々。営業先で知り合って、今でも仲良くさせて頂いている社長さんや人事の方、複業や同業の繋がりで一緒に活動させて頂いている人まで。
良いのか悪いのかは正直分かりませんが、僕自身の豊かさっていうのは結局、周りにいて下さる人たちと、深く関係しているんだと思います。
体験することの素晴らしさ
良いことも悪いことも、たくさん体験できたな、と20代を振り返ってみると思います。
ラクロスや仕事、プライベートでの出来事はもちろんですが、海外に一人旅に出かけたり、社会保険労務士の資格勉強をしたけど結局落ちたり、農業で畑づくりや土づくりを行ったり、公園でバック転の練習を一人でしてみたり(結局バック転はできなかった)。
怪しいビジネスに勧誘されて、場所も分からないマンションの一室に監禁されかけたなんてこともありました(笑)
変な体験もありますが、そのすべてが僕の財産で、今後人生を進んでいく上で、特に意思決定や決断をしていく上での判断材料になるのだと思います。
結局何が正解かどうか、なんてことは蓋を開けてからでないと分からないことだらけなので、一旦体験・経験してみる、ってことの大事さは、色んなチャレンジをしてみて気付きました。
「今幸せかどうか」が大事な指標であること
日本人って比較的、我慢することが得意な人種だと思うんです。そして他人と比べてしまいがちな人種でもあると思います。だから「今幸せかどうか」って聞かれると、うーんってなってしまう人が多いって、色んな調査結果に書かれているわけですよね。
その一方で僕の中での幸せって何かって言うと、今までの話のまとめになりますが、自分の意思で色々な体験ができて、それを分かち合える仲間がいて、心身共に健康であること。
そしてこの3つを踏まえた上で、自分の理想イメージ通りになっている、もしくは近づけていること。20代で一番大きな学びは、これらの自分の幸せの基準が、自分の中で明確になったことかなと思います。そう考えたら、今の自分は幸せだなあと、思うわけです。
まあまた数年経てば、色んな価値観が出てくるのかもしれませんが、それはまたその時のお話。
30歳になるまでは、まだ少し時間はありますが、これからも少しずつ進んで参ります。